理論計算/情報科学に基づく分子開発グループ

研究代表者 是永 敏伸

目的

近年SDGsに沿った目標が社会的に高まっており、医薬品や材料の根幹をなす機能性分子の重要性は非常に高くなっていますが、その構造は複雑化の一途を辿っているため、その開発難易度は上昇し、新分子開発に要するコストも飛躍的に増大していることが大きな問題となっています。そのため、機能性分子の開発を促進する革新的な分子設計が必要となっています。本グループでは、真理を追究する理論的な量子化学計算と、膨大なデータから規則性を見出す機械学習を、それぞれ単独、または、組み合わせて用いることにより、新たな機能性分子設計の迅速化を計り、さらに化学反応の理論的解明による分子合成効率化を実施することで、社会に役立つ新機能性分子の開発を促進します。

構成員:8名(2024年7月現在)

理工学部 化学コース 是永敏伸
理工学部 化学コース 中崎敦夫
理工学部 生命コース 尾﨑拓
理工学部 知能・メディア情報コース 山中克久
東北大学 理学部 寺田眞浩
東北大学 薬学部 重野真徳
千歳科学技術大学 理工学部 堀野良和
岡山大学 工学部 押木俊之

研究概要