安全社会実現生体センシング研究グループ

研究代表者:小林 宏一郎

研究概要

第5期科学技術基本計画Society5.0において、我が国が目指すべき未来社会の姿として、IoTを用いた技術により様々な社会問題を克服することが提唱されている。この中で、センシング技術・情報解析が重要な位置づけとなっている。我が国は超高齢社会を迎えており、高齢者の安心安全な見守り手段の実現が喫緊の課題になっている。さらに近年の社会状況においても、安全安心な見守り技術の実現が必要不可欠になっている。そこで本研究グループは、これまで取り組んでいた電界・磁界・電磁波を用いた非接触・非侵襲なヒトセンシングのメンバーに加え、新たに電子デバイスと情報解析を専門とするメンバーを加えることにより、上記問題の解決を目指すためにSPERCとして研究グループを設置する。

本研究では、電磁界・電磁波・画像を用いたヒトの非接触センシング、信号処理、情報解析を行い、健康モニタリングや診断技術の開発に取り組む。センシングのみならず5G高速通信,信号処理,情報解析技術,機械学習を融合・発展させることにより、社会のニースにマッチしたシステムの開発を行う。

メンバー:9名(2020年7月現在)

電気電子通信コース:
 教授・小林宏一郎(グループ代表者)
 教授・本間 尚樹
 准教授・菊池 弘昭
 准教授・大坊 真洋
 准教授・三浦 健司
 助教・岩井 守生
 助教・村田健太郎
 助教・佐藤 宏明
 助教・阿部 貴美