環境科学・工学研究グループ

研究代表者:石川 奈緒

目的

 現在、私たちは生活において様々な有機化学物質を使用しており、それらが環境中に拡散しています。本研究グループでは、微量有機化学物質の環境中の汚染実態を把握し、その挙動や生態系への影響を評価するとともに、下水処理場や農場から微量有機化学物質の拡散を防止するための実用的技術を開発することで、土壌・水域環境の健全性確保を目指します。

構成員:5名(2020年7月現在)

石川 奈緒、高橋 克幸、伊藤 歩、寺崎 正紀、前田 武己

研究概要

  1. 家畜排泄物を介した抗菌剤の環境移行評価(石川)
  2. 家畜排泄物から土壌に移行した抗菌剤の収着・分解挙動を明らかにする。

  3. 家畜排泄物中抗菌剤の分解除去手法の開発(高橋、石川、前田)
  4. 一般的な畜産廃水処理や堆肥化処理が排泄物中の抗菌剤の分解除去にどの程度有効なのかを評価するとともに、プラズマなどを用いた廃水中の抗菌剤除去の可能性を検討する。

  5. 鉄Ⅵ酸カリウムによる下水汚泥中の有機微量汚染物質の分解除去技術の開発(伊藤、前田)
  6. 強力な酸化剤である鉄Ⅵ酸カリウムを用い、下水汚泥中の医薬品や内分泌攪乱物質の分解除去技術を開発する。処理後汚泥を用いた堆肥の有効性を評価する。

  7. 水環境中での有機化学物質の汚染実態解明(寺崎)
  8. 下水処理場から放流される各種有機化学物質による水質汚染の実態を把握する。