■ 日 時 令和2年12月10日(木)9:00-10:30
■ 開催方法 オンライン形式.参加希望者にURLをお知らせいたしますので,
下記の連絡先までご連絡ください.
連絡先:佐々木 makotosa☆iwate-u.ac.jp(☆を@に直してください)
■ 参加資格 本学の教職員,学生
■ 参加費 無料
■ 主 催 SPERC摂食嚥下リハビリテーション研究グループ
■ 講 師 聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部教授 柴本勇先生
■ 題 目 摂食嚥下リハビリテーションの現状と今後の展望
■ 概 要
摂食嚥下リハビリテーションは、安全に食べる行為を継続することで 機能改善を図るリハビリテーションである。これは、適切な環境設定をしながら行動レベルのアプローチを継続することで、機能改善を図るものである。この考え方がリハビリテーションのそれまでのパラダイムを変革させ、トヨタ自動車が開発販売する歩行訓練ロボットに至った。リハビリテーションの考え方を変えた食べるためのリハビリテーションではあるが、未だ課題もある。その1つは満足度をより高めること、2つ目には窒息事故や誤嚥性肺炎の解決である。どれも、複雑な口腔機能の理解が必要であり、多角的に捉えることが求められる。この点が、まだ社会に十分浸透しきれていない部分である。本講演では、摂食嚥下リハビリテーションの現状と共に今後の展望として演者が考える夢を語ってみたい。